2013年11月5日火曜日
【メモ】【妄想】自炊の格納先にEvernoteプレミアムを考えてみる
というわけで適当につらつらと。
まだ試してもいないし、運用上どんな問題があるかもわからないので、参考になさる方は自己責任で。
あと、結論はルーズなので几帳面な方はいろいろ割り引いて考えていただくようお願いします。
で、久々に自分の倉庫に赴いて、更新期限も迫ってきたし、いい加減なんとかせにゃあなぁと思ったの巻。
自炊の問題点として、まぁいろいろあるだろうけど、ある種類の本を大量に抱えてる場合、どう分類して収めようか、またいかにしてその通り運用しようか、ということに腐心しすぎて結局進まないことが往々にしてあると思う。ていうかウチがまさにその通りで。
特に同人誌は厄介だ。厄介な点だけで1エントリはゆうに書けるので控えるが、まぁ10年以上も買い漁っているといかにして整理しようかと思い悩んで脳が茹だるのも同道の方にはご理解いただけると思う。
一方でEvernoteというサービスがある。ウチはもっぱらFAXの送受信管理に使っているが、プレミアムならPDF文書にOCRをかけてくれるので、印刷の文書なら大概自動で引っかけてくれる。これは重宝だ。
ならば、スキャンしたら自動的にEvernote(以下、象と称するw)に上げて、保管も検索も全部象に任せればいいじゃないか、と思い至った。
なにせ象には自動インポートという機能がある。その名の通り、あるフォルダに入れられたファイルは自動的に象に上がるのである。しかも上がった後に自動でOCRをかけて自動で検索にひっかかるようにしてくれるのである。
これだ、これしかないだろう!
となればどうやったら自動でそのフォルダに収めるか…。
そういえば自炊御用達のScansnapには「指定したフォルダに保存する」機能があったな。
例えばあるフォルダの中に「コミックス」「同人誌」「雑誌」などと作っておいて、象にも同じように
フォルダを設定し、自動インポートを設定しておく。これだ、きっとこれだ!
ただしScansnap、特に最新のIX500は評判があまりよくない。旧機種のS1500辺りがねらい目かも
しれないし、業務用のfjシリーズの方がいいのかもしれない。
それでもこの辺が、最低限の分類さえ指定すれば、ほぼただスキャンするだけであとは自動で
呼び出せるやり方の限界かもしれない。
しかし、これでコミケごとの新刊も呼び出せるし、作家やサークルごとに呼び出すこともある程度は
可能になる。あとはコピペでノートにタグとなりうる情報を追記すれば検索精度はより上がるだろう。
というわけでまとめると
①Scansnapなど、保存先をいくつか登録しておけるドキュメントスキャナでスキャンする
②Evernoteの自動インポート機能でUpする
これでじゃんじゃんスキャンしてどんどん本を処分できる…はずである。
いくつか予想されうる反論に答えよう。
まずは、すでにEvernote連携をうたったIX500があるじゃないかと。
ただしこれは自動分類を主に使うためのもので、本の自炊には向かない(上記の最低限の分類が
できないように見える)と思われる。
また、IX500自体の評判もあまりよくないので、向かないのではないかと判断した。
あときれいな分類整理。これは基本的に捨てる。
ただしエクスポートすれば、そこにあるテキストデータをうまく抽出してデータベースに活かせるかも
しれないけど、まぁお勧めはできないと思われる。
自分でキッチリ収めたところを見てニヤニヤしたい、という欲求は全く満たせない。
けどその本を手元に置いてあるのは、いつか見るためであろうから、それなら如何に簡単に
呼び出せるか、また横串に刺して見られるかが重要だろうと考える。
格納するのは目的ではなく手段のはずである。ただそれだけだ。
ただ、それならなぜ自分で雑な分類をするのに拘るかであるが、こうすることによって検索範囲を
雑に絞れるからである。特にアダルトものは真っ先に分類しておかないと、おちおち外で開けない
書庫になってしまう。ほとんどそのためだけに分類を求めてるようなものである。
自炊家の一助になれば幸いである。
自分でも試さないと。
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