2017年5月17日水曜日

ATOKのユーザー辞書がぶっ壊れたけど解決した話

トラブルの時しかこっち書かないのかよ。七面鳥です。

ATOKを使っていたら「辞書として扱えません」という謎の警告。
いつもよりスペースキーを押し込めば一応変換候補は出してくれるものの、
文節区切りとかの処理は放棄した感じになって正直使いものにならない。

再起動しても直らず、すわSSDがイカれたか!? とか思ったが
どうもATOKsyncが悪さをしてたまに辞書を壊すらしい。なんだお前役に立たねえな!

つーかsyncにファイルの正当性をチェックする機能ぐらい付けとけ! とか
毒づきながら這々の体でググって解決策を探す弊社。ほんと一瞬64bitOSなのに
平仮名しか打てなくなったかと愕然としながらなんとか探し出す。

ちなみに弊社の症状
・何か変換しようとすると「辞書として扱えません」が出てきて、単文節変換まで落ちる
・辞書のクリアをしようとするとクリアできない
・辞書ツールで開こうとしても開けない
 →どうも ATOKU1.DIC がおかしいらしい

さて、どうもこの ATOKU1.DIC が煮ても焼いても食えないゴミになったらしい。
幸い辞書クリアしたユーザーの体験談によると、辞書クリアしたけど特に学習が
クリアされたわけでもなく、普通に使えるようになったとあるので、信じてまっさらに
するよう頑張ることに。

ATOKsyncを切ったり、オンメモリ辞書を切ろうみたいな話もあったけど最新バージョンでは
よくわからず、結局力業に頼ることに。

要するに新規に空のユーザー辞書を作ります。
・ATOKプロパティ→「辞書・学習」→「学習」→「詳細設定」と辿る
・「ユーザー辞書(U)」の右のパスに書かれているファイル名を、存在していない適当なファイル名に変える
 例:C:\~~~\ATOKU1.DIC → C:\~~~\ATOKU1a.DIC
・「新規に作成しますか」→「はい」

これで直ります。

ただ、ファイル名が揃わなくて気持ち悪いとかあると思うので、
そういう人はエクスプローラで壊れたファイルを削除したり壊れてるとわかるファイル名にしたりして
すればいいと思います。

ちなみに U1aを再びU1に直す場合

・エクスプローラでU1aをU1に”コピー”する
・ATOKプロパティのさっきのパスをいじる欄でU1aをU1に戻す
・”U1a"を削除する

で正規の辞書セットのファイル名は戻ります。

ただ、多分これは単語登録をほとんどやってない人の解決法だと思うので、
単語登録をまめにやられている方は、日々エクスポートをとってバックアップして
壊れたら空の辞書を作ってインポートするのが割といいのではと思います。

ATOKsyncで壊れるの、なんのためのsyncかわからないのでやめてくんねえかな。

七面鳥でした。